府下最大の巨木
「園部川原町」交差点から府道号線を日吉方面(北)に走っていくと、京都縦貫道の園部ICをこえたところ右手に湖池屋の工場があります。その手前の細い道に入って踏み切りを越えた突き当たりが朝倉神社です。細い道の入り口に小さな看板が出ているので注意して右折してください。駐車場はありませんので、ご近所の方にお願いして車を邪魔にならないところに止めさせてもらってください。

神社入り口の石段(数段ほど)をのぼると急に空気が変わります。巨木に囲まれた境内は、苔むしていて、なおかつひんやりとした、なんとも神秘的な雰囲気です。地面の土はスポンジのようにふかふかで、いかにも肥沃な感じです。そんな神の森の奥にそびえている、ひときわ巨大な杉が「大杉」です。
大杉は府下最大をほこり、高さは30m、幹まわりは9mあります。幾度かの落雷の跡も生々しく、幹は2つに裂け、いまだ黒こげを残しているが、風雪に耐え、みがきあげられ幹は、堂々と天空にのびている。何百年もの歴史を見てきた大杉は、ひときわ迫力、そして威厳を感じさせる存在です。

「京都の自然二百選」に選定された際の認定証も展示してありました。以下はその内容です。

「京都の自然二百選」選定証
植物部門  名称:スギ   所在:園部町千妻岡崎七番地
右は京都の優れた自然として将来にわたって保存すべきものとしてここに「京都の自然二百選」として選定します。
平成三年六月十四日   京都府知事 荒巻禎一

 

大杉の横に立てられていた説明板には以下のことが書いてありました。

この大杉は朝倉神社の神木として、古くから地域の人々に親しまれ保護され、その間いく度かの落雷被害にも耐え今日に至りました。神社拝殿に掲げられた天保10年(1839年)の「奉買請御帳木之事」という買請証文の内容から、千妻村の人々が山方奉行からこの杉を神社の神木として10両2分で買い取ったことや、またその当時この杉は幹まわりが1丈5尺2寸(約4.6m)であったことが分かります。府下にもこうした神木は多いが、そのうちでも最大といえる巨木であり、天保10年から140年あまりの期間に幹まわりが約4.4m増大し太さとしてはほぼ2倍に成長したことが分かる貴重な樹木です。
昭和58年京都府指定文化財(天然記念物)として指定されました。昭和59年3月 京都府教育委員会 園部町教育委員会

 

 

 

 

 

 

 

 

【千妻の大杉(朝倉神社)DATA】
住所:園部町千妻岡崎7番地

参考文献:園部文化時報、境内の説明版

 

 

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