京都府のちょうど真ん中に位置し、京都市の西にあたります。南は大阪府、西は兵庫県と接しており、車だと兵庫県の篠山市まで30分、大阪市まで1時間あれば行けるというロケーションで、古くから交通の要所とされてきました。また、口丹波地域の政治・経済・文化の中心地として栄えてきたことから、「園部城」や日本最古の天満宮である「生身天満宮」をはじめとする重要文化財や古墳が多く残っています。
  東西は15キロメートル、南北は12キロメートル、面積102.78平方キロメートルの町です。「園部」のおこりは、この地方一帯が大和朝廷の荘園として飯米づくりを担った「部」であったから、とされています。特産物は、丹波まつたけ、丹波栗、丹波黒大豆、れんげ米(有機減農薬米)、発芽玄米などなど。町内各地で開かれる朝市では、新鮮な京野菜が並び、行き交う人々でにぎわいます。(参照:園部のうまいもん
 2006年1月1日に隣接する八木町・日吉町・美山町と対等合併をし「南丹市」として新たにスタートしました。南丹市は、西は兵庫県、大阪府、東は滋賀県、福井県と接する京都市に継ぐ府内2番目の面積を有する広大な市であり、JR園部駅・かやぶきの里間の市営バス路線は全長39kmという府内最長級の長距離路線でもあります。


<町の沿革>
 城下町であった宮町、上本町、本町、若松町、新町が本来の「園部町」でしたが、昭和以降4度にわたる合併・編入をし、現在の町域になりました。昭和30年から人口は大きく増減していませんでしたが、ここ数年、増加傾向にあります。そして、2006年1月1日に隣接する八木町・日吉町・美山町と対等合併をし「南丹市」として新たにスタートしました。


<町並み>
 中心部は城下町として栄えたところで、国道9号線をはじめ主要道路が通っており、城跡を中心に学校や国や府の出先機関、文化施設が多数集中しています。そして街の中心にあたる商店街には妻入り平入りの町家群も多く現存しており、その古くからの町並みを取り囲むように「小桜町」「城南町」「栄町」「木崎町」などの昭和期の新興住宅地が立ち並び、さらにその周りを「横田」「小山西町」「小山東町(平成台)」「内林町(ハートフルタウン内林)」などの近年開発された新興住宅地が取り囲んでいます。
 南部は山林・田畑中心で、自然豊富なのどかな田園風景を見ることができます。昔ながらのかやぶき屋根の民家も多く、「水戸黄門」をはじめとする時代劇等のロケ地としてもよく使われています。最南端の大阪府と接するところにある「瑠璃渓」(るりけい)は、全長4キロにもおよぶ渓谷に奇石怪石が連なる景勝地で、関西の奥座敷 としても広く知られ、ハイカーやキャンプ、温泉を楽しむ家族づれなどで賑わいます。平成8年には環境庁の「音風景百選」の一つにも選ばれて います。

栄町一帯
小山西町グリーンヒル
小山東町平成台
ハートフルタウン内林

 


<園部の祭り>
 園部には古くからの祭りが多く残っています。代表的なものには、1月「とんど祭」、5月「生身天満宮春祭」「そのべれんげフェスタ」「龍神祭」、7月「そのべ七夕まつり」、8月「そのべ夏まつり(花火大会)」、10月「生身天満宮秋祭」、11月「そのべ収穫祭」「そのべスポーツフェスティバル」「文化祭」などがあります。

<実はマルチメディアタウン>
 園部はCATV(ケーブルテレビ)、光ファイバーといったインフラ整備については言うことなし!です。第2回電子自治体大賞(町村部門優秀賞)も受賞し、その功績は全国レベルで高く評価されています。昭和61年に「農村多元情報システム基本計画」を策定し、農林水産省の農村総合整備モデル事業の指定を受け、町の周辺部35集落を対象としたCATV施設の整備を進める一方、「園部コスモ・リサーチタウン計画」を策定し、自治省のリーディング・プロジェクトに指定され、市街地9集落を対象としたCATVの整備にも着手する。このように国の大きな二つの事業を導入したことで、町内全域を網羅する全国有数のケーブル・ネットワークが完成し、地上波テレビやラジオはもちろん、BSやCSといった衛星放送、放送大学、地上波デジタルも全域において視聴可能になり、さらに自主放送、24時間コンピュータ制御による天気予報、文字ニュースの放映もしています。
 「CANS(キャンズ)」というCATV回線を使ったプロバイダもあります。CATV回線を使うので新たに回線を引き込むこともなく、ちょっとした工事をするだけで高速インターネット回線に格安で繋がります。もちろん博物館や図書館などの文化施設と全学校の各教室もCATVや光ファイバーに接続されており、学校間・教室間でも常時情報交換が可能です。さらに町内のいたるところにフリースポットがあり、無線LANカードや、無線LAN機能対応のパソコンがあれば、簡単な設定をするだけでインターネットに繋がります。

南丹市国際交流会館
「国際学園都市」づくりの中核施設として平成4年にオープンしました。情報の根幹を担う情報センターです。開かれたコミュニケーションの場、CATVによる情報発信拠点、生涯学習の場、という三つの機能を併せ持つ多機能施設です
南丹市中央図書館・文化博物館・マルチメディアセンター
LANによって結ばれているこれらの施設は、図書館や博物館が有する図書情報や歴史資料などを館内はもちろん、CATV-LANを通じて町内の学校や家庭、公共施設などにも映像と通信の融合による様々なアプリケーションを提供する総合的受発信センターです。

<実は学生のまち>
 公立の小学校が5校、中学校が1校の他、京都府立園部高校と附属中学校京都府立農芸高校、私立の京都聖カタリナ女子高校聖家族幼稚園、ノーベル賞を受賞した田中氏の島津製作所が設立した学校である京都医療技術短期大学、総合大学並みのキャンパスを誇る京都国際建築技術専門学校、国内で唯一経済産業省からの認定を受けている京都伝統工芸専門学校佛教大学園部キャンパス総合グラウンドなど、多くの学校が集まっており学生で賑わっています。朝夕のラッシュ時には、園部駅は学生でかなり込み合います。(写真:園部駅ホーム)


<環境共生都市>
 旧園部町役場(現南丹市役所)は1999年2月23日に京都府下において一番最初に役場本館、新館、中央公民館の業務において「ISO14001」の認証を取得しています。全国的にみてもかなり早期の段階でのことなので、その意識の高さがうかがえます。また、第9回地球環境大賞において「優秀自治体賞」も受賞するなど、分別回収・リサイクルにも早期に取り組み、その実績は高く評価されています。実際、初めて園部に引っ越して来られた方はビックリすると思います。慣れるまでは大変だと思いますが、あなたのその小さな頑張りが地球を救うのです!

ISO14001:ISO14000は、組織活動が環境に及ぼす影響を最小限にくい止めることを目的に定められた環境に関する国際的な標準規格です。1996年に発行したISO14001は、組織が環境方針及び環境目的を明確にし、自らの活動や製品・サービスが環境に及ぼす影響を管理・改善することによって、健全な環境パフォーマンスを達成することを目的としたシステム規格です。


<京都新光悦村>
 江戸時代初期、本阿弥光悦によって京都洛北・鷹ヶ峰の地に形成された「光悦村」には、さまざまな分野の工人が移り住み、交流機会が創出され、次々と新しい技や表現が生み出される拠点になったと言われています。日本の芸術や工芸の発展に大きく貢献した、この「光悦村」の精神を継承し、これからの産業やモノづくりのあり方を示す新しいスタイルの産業拠点(工業団地)が「京都新光悦村」です。園部ICの西側に現在建設中です。

<きずな大賞>
 「きずな大賞」とは園部が主催しているメールカード(絵手紙)コンテストです。毎年、全国津々浦々から多数の心のこもった作品が応募されます。

 <子育て支援が充実>
 子供の誕生には「子宝祝金」が支給され、子供が5歳になるまでは毎月「すこやか手当」が支給(居住年数要件あり)されます。また、 高校を卒業するまでも医療費全額を負担(一部個人負担あり)してくれるという充実ぶりです。

参考文献:園部町教育委員会『園部の歴史〜郷土の資料〜』、南丹市WebPage

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