中村藤吉本店(宇治)

 JR宇治駅の南口から徒歩約3分のところにある、宇治茶の老舗、中村藤吉本店へ行ってきました。丸の中に十文字のある店の暖簾や白塗りの壁がのびる建物の外観はこの店の歴史を感じさせます。安政六年創業で、この宇治の地にて、茶業ひとすじ百四十余年。代々誠実を旨とし、真の味わい豊かなお茶の提供を本義として切磋琢磨し続けておられるお店です。
 平成10年(1998年)に抹茶「藤の白」を使用した新製品ソフトクリーム『うじきんソフト』と、『抹茶生ちゃこれーと』『ミルク生ちゃこれーと』を発売し、新聞・雑誌・テレビなどで好評を得ました。そして、平成13年(2001年)に行った改修の際に、明治・大正時代の製茶工場を建物を柱や梁もそのまま残して、天井高八メートルに及ぶ吹き抜けの大空間を生かし、そのまま現代風に改修し、宇治茶・甘味などが味わえるオープンテラスを設けた「TOKICHI Cafe」が開店しました。

 暖簾をくぐって中に入ると、右側には茶葉を販売しているところがあります。ここでは袋詰めされた茶葉の販売のほか、量り売りなどもされているようです。そのほか、お茶を使った特製の「生茶ゼリィ」などの土産ものも販売しています。やんわりとした灯りに照らされた店舗奥に伸びる石畳、壁や柱の重厚な姿は、訪れた人に時間が止まったような感覚をも感じさせます。

 

 

 

 

 さて、店舗のさらに奥へと進むと、突き当たりに「TOKICHI Cafe」があり、店舗とCafeをつなぐ石畳の間には小さな庭があります。「TOKICHI Cafe」ではお茶のほか、お茶を使ったそうめんや、ゼリー、パフェなどのスイーツをいただくことができます。また、Cafeに入らなくても楽しめるのが、Cafeへ行く途中にある売店で購入することができる「うじきんソフト」です。庭を眺められるよう、店舗内2箇所にいすが設けてあるので、そこに座ってソフトをいただいくこともできます。

 

 

 

 

今回いただいたのは、その「うじきんソフト」です。写真を見ても分かるように、お茶のソフトクリームのほかに白玉とつぶつぶあずきののったとても豪華なソフトクリームです。あっさりとしたお茶のクリームに、白玉のしっかりとした食感とあずきの甘みがとてもよく合います。お茶の苦味をあまり感じないクリームなので、お茶を使ったスイーツは苦手!という方でも食べられるような味です。

今回は「うじきんソフト」のみいただきましたが、今度来たときにはぜひ「TOKICHI Cafe」でいろいろなお茶のかたちを味わいたいと思います。(文/かやかや♪)








 

 

 

 


【中村藤吉本店DATA】
住所:京都府宇治市宇治1番10番地
電話:0774-22-7800
URL:http://www.tokichi.jp/

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