園部町の南西部にある“るり渓”は、国の名勝地に指定されている京都府立自然公園です。標高500メートル、およそ4キロメートルの散策コースには、るり渓12勝と呼ばれる大小さまざまな滝や岩が、四季それぞれに変化する両岸の木々や花とマッチして、天下の名勝を誇っています。平成8年に“京都府立るり渓自然公園”が環境省の「残したい”日本の音風景100選”」にも選ばれました。「るり」とは紫色をおびた紺色の宝石のことで、明治時代、この地に遊んだ郡長があまりの美しさに感動して命名したといわれています。それまでは、この一帯は「滑(なめら)」「滑石(なめら)」または「滑渓(なめら」と呼ばれていたようです。るり渓の歴史については「るり渓について学ぶ」を参照ください。
  また、るり渓高原(奥るり渓)には、「ラドン含有量全国7位」を誇る名湯で知られる癒し空間「るり渓温泉」、カナダ・ビクトリア市の「ブッチャートガーデン」をモデルにつくられた本格派高原型ガーデン「るり渓みどりと憩いの公園」、関西で唯一ボートでトラウトが楽しめる「ハミングバード通天湖」、阪急東宝グループの格調あるゆとりのメンバークラブ「るり渓ゴルフクラブ」をはじめとした、あらゆるレジャースポットがいっぱいです。、平成12年には“るり渓高原”が同じく環境省の「国民温泉保養地」に選ばれました。

 
 

”名勝”とは「景色の良さで有名なところ」という意味です。とりわけ、”国の名勝”というのは「日本中のなかでも特別に景色が良い所だと国が認め、指定したところ」のことであり、「文化財保護法(1950年制定)」によって規定されていますが、「るり渓」は、その法律ができる以前の昭和7年(1932年)10月に先立って名勝の指定を受けました。それだけその価値が認められていたのです。詳しくは、「るり渓について学ぶ」を参照ください。
京都府が指定した自然公園のことで、「京都府立るり渓自然公園」とは、るり渓口から通天湖までの渓流とその両岸20mのことなんです。るり渓全体ではないんですね。広さは36ヘクタールあるそうです。 自然公園は「自然公園法」によって規定されており、るり渓が自然公園として指定されたのは昭和24年(1949年)のことでした。ちなみに京都府立自然公園は、府内に「るり渓」「保津峡(ほづきょう)」「笠置山(かさぎやま)」(それぞれ京都府のWebページにリンク)の3箇所あります。
るり渓は環境庁が募集していた日本の「音風景」百選に、全国738件の応募の中から選ばれました。これは自然や生活の中で良好な音環境を守っていこうという試みで、るり渓と並んで京都府網野町の「琴引浜」、京都市の「京の竹林」が選ばれています。 ※音風景とはある音源から物理的に伝わる音を、受け手である人間が認知し評価することを通じ、環境と人間が一体化して生ずる風景のことを指します。
環境省では、数多くある温泉地の中で温泉利用の効果が充分期待され、かつ健全な温泉地としての条件を備えている地域を、「国民保養温泉地」として指定しています。指定を受けるためには「温泉の効能、湧出量及び温度」と「温泉地の環境」に関するいくつかの条件を満たしている必要があり、指定を受けた温泉は、温泉資源と自然環境に恵まれている温泉地ということになります。

 

 

 

 

【るり渓DATA】
住所:園部町大河内
アクセス:車の場合は、京都縦貫自動車道「園部IC」下車して右折、国道9号線を横断し(園部河原町交差点)、しばらく直進。船阪郵便局(右手)すぐの信号を左折し、そこからはひたすら直進。国道372号線を横断し、峠を越えて、「るり渓」の看板のある交差点を左折して山に入る。そのまま道を看板に従い直進する。

 

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