徳雲寺(とくうんじ)

園部藩主小出氏の菩提寺
南北朝時代の至徳2年(1385年)、当時この地に勢力を張った豪族の小山城主荘林(しょうばやし)氏が、宗祖道元禅師九世の法孫、希曇(きどん)和尚を開山として創建したと伝えられています。
江戸時代の園部藩主、小出吉親公の菩提寺であり、藩内の曹洞宗の本山として栄えました。江戸時代の武具や小出歴代藩主の絵像(狩野探幽の作品)など学術的資料として重要なものが多いお寺です。( 現在「小出吉親公夫妻画像」は文化博物館にて保管)寺格は別格地として古来地方の名刹として宗門も高くおかれ、末寺も48(現在34)あるそうです。後ろにある塩田山には、本堂左横から続く道から登れ、その先には小出家の姫御廟所があり多数の宝塔が建っています。現在の本堂は、天保3年(1832年)に再建されたもので、寛永元年から文化11年に至るまでにの間に5回にわたり火災にあっています。

園部駅西口前の道をひたすら南へ進むと、平成台という三世代新興住宅地がありその奥に園部第二小学校があります。その小学校のところの角に「塩田山 徳雲寺」という石柱が立っています。(下の写真左)そこを左折し、ひたすら細い山の中の道をすすむと、右手に徳雲寺が見えてきます。インパクトのある、まるで竜宮城のような竜宮造りの唐門(下の写真中央)をくぐると、大きな本堂の前に清楚な江戸時代の禅式庭園が広がっています。(下の写真右)


 

 

 

 

この庭には藩主である小出氏の御廟所(戸倉山、佛教大学園部キャンパス内)にあった燈篭(下の写真左)や、初代藩主の小出吉親公が出石から移ってきたときに持ってきたとされる四隅にふくろうのある大手洗鉢(下の写真中央左、中央右はふくろうのアップ)は石造りの名品として珍重されています。この大手洗鉢は、ひとつの大きな岩から切り出されたものだそうです。また、めずらしい宝篋印塔もありました。(下の写真右)

 

 

 

 

本堂の屋根は、もともと桧皮葺きであったが、維持費がすごくかかるとのことで、平成13年12月に優美な銅版葺きになりました。それにしても、大きく見事な屋根は圧巻です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【徳雲寺DATA】
住所:園部町小山東町塩田谷7
電話:0771-62-0503
アクセス:園部駅西口前の道を南へ、平成台の置くに園部第二小学校、その手前の角を左へ入る

参考文献:園部町教育委員会『園部の歴史〜郷土の資料〜』

 

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